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令和になっても幻のキノコだった!?

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ハナビラタケは標高が高くあまり人が立ち入らない場所に自生することや

人工栽培が不可能なことから長い間『幻のキノコ』と呼ばれてきました。

幻のキノコが道の駅やスーパーで手に入れられるようになったのは、はなびらたけキッチンで

研究開発に携わる福島隆一先生が世界で初めて人工栽培を完成させてからになります。

当時、農業高校の教員をしていた福島先生は、黒カビの入ったビーカーを生徒が棚から落とし、

ビーカーが割れた時の黒カビの舞い方からヒントを得てハナビラタケの人工栽培を完成させました。

農学博士が挑戦しても不可能と言われたハナビラタケの人工栽培を1993年に成功。

その後、数々の企業でハナビラタケ栽培指導を行い、ハナビラタケの普及に努めてきました。

長い間 『幻のキノコ』と呼ばれてきたハナビラタケは、福島先生がいなければ令和の時代になっても

人工栽培は不可能だったといわれています。